2026-05-17

【編物】本日のスワッチ :: ヤマモモ枝染め

 




ヤマモモの落ち枝で染めました。
クスノキ、柿に引き続きピンク系ですが、
タンニンやロウが少なく扱いやすかったです。

一般的にヤマモモの樹皮染めは、
鉄媒染で緑寄りの色になるらしく、
期待していたのですが、
今回のはピンク系グレーになりました。

落ち枝は土に帰る途中で黄色味が抜けるらしく、
本来なら「黄色×鉄媒染(黒)=緑」になるところが、
黄色が抜けたことでこの色になったようです。

今のところはこの色をありがたく頂戴いたす。






編み方はハニカムブリオッシュ編みにしました。





2026-05-13

【編物】本日のスワッチ :: イモガイ模様

 




貝の図鑑を見ていましたら、
あの美しい模様は、貝の外套膜と呼ばれるビラビラした部分
(ホタテ貝でいう貝ヒモの部分)で、
3Dプリンターのように作っていることを知って、
厳密に言えば横編みとは異なるのですが、
編めそうと思って編んでみました。

紅茶染め鉄媒染とアルミ媒染ほか、の組み合わせ。






2026-05-12

【染め織り損】色日記 :: クマ笹染め

 



クマザサ抽象画

色が抜けて行く様子が美しいです。





今回はこのクマザサで染めてみました。




沿道の物を少し頂いて染めてみたものと、
漢方薬用の笹の葉で染めてみたものです。
銅媒染で明るい黄緑色になりました。
(DMCの刺繍糸は明度の比較に置いてみたものです。)

クマザサはクロロフィルが豊富で、
それが銅と反応することで緑色に発色するそうです。

ちなみにクマザサ茶は血液をサラサラにしてくれる効果があるとか。

私にとっては、
子供の頃、越後の国へよくスキーに行きましたので、
「笹団子」が思い起こされます。
作業中は懐かしい香りに包まれます。



















2026-05-09

【染め織り損】色日記 :: 柿の枝染め

 




柿の落ち枝を拾って染めをしました。
またまたピンク系に染まりました。

柿の場合はタンニンが非常に豊富なので、
他のピンク系が光で退色するのに比べて、
酸化してむしろ色が濃くなっていくのだとか。
柿渋染めの「渋」成分が枝にも含まれてるからですね。

鉄媒染ではピンク系グレーになりました。






柿の木は樹皮の亀裂が正方形に近い形です。
クスノキに似ていますが、クスノキは長方形です。






これが葉。柿の葉寿司の葉です。
(品種は違うかもしれません。)






こちらが使った枝。

落ちている枝が柿のものなのか判断するのに手間取りましたが、
葉の生えていた痕、すなわち葉痕の形状が見分け方の決め手で、
柿の場合丸くお椀状になっています。

この量で20gの綿(ワタ)を染めて上述の色でしたので、
染料としての効率も良く、落ち枝を活用できるのも嬉しい発見でした。