2026-05-24

【編物】本日のスワッチ :: シーウーチン

 




貝殻屋さんで物色していたら、
シーウーチン(ウニの殻)が興味深い造形だったので、
編んでみました。

糸は、先日染めたクマザサ乾燥葉染めと、
紅茶染めのアイボリーです。

前に3D編みを手編みでも出来るのかやってみていて、
手編みで2重編みにすると編み地が厚ぼったくなるのが難点で、
今回新たな方法を思いついたのでした。






編み図にするとこんな感じです。
(ものすごくざっくりです。)

・黒楕円の位置:緑の糸は伏せ目。
・拾い目:一段下の裏目から白い糸で拾い目。
・編み込み:白い糸を6段編みます。
緑の糸でねじり目の作り目をしたのち、白い糸と2目一度。






白い糸を表目で編むと向こう側に凹んでしまうので、
裏目の方が良かったです。

参考にした実際のミナミバクダンウニは、
白い糸で編んだ部分の中央に、棘が生えている突起があるので、
玉編みを追加してみたのですが、
やりすぎな感があったので、今回はやめておきました。













2026-05-17

【編物】本日のスワッチ :: ヤマモモ枝染め

 




ヤマモモの落ち枝で染めました。
クスノキ、柿に引き続きピンク系ですが、
タンニンやロウが少なく扱いやすかったです。

一般的にヤマモモの樹皮染めは、
鉄媒染で緑寄りの色になるらしく、
期待していたのですが、
今回のはピンク系グレーになりました。

落ち枝は土に帰る途中で黄色味が抜けるらしく、
本来なら「黄色×鉄媒染(黒)=緑」になるところが、
黄色が抜けたことでこの色になったようです。

今のところはこの色をありがたく頂戴いたす。






編み方はハニカムブリオッシュ編みにしました。





2026-05-13

【編物】本日のスワッチ :: イモガイ模様

 




貝の図鑑を見ていましたら、
あの美しい模様は、貝の外套膜と呼ばれるビラビラした部分
(ホタテ貝でいう貝ヒモの部分)で、
3Dプリンターのように作っていることを知って、
厳密に言えば横編みとは異なるのですが、
編めそうと思って編んでみました。

紅茶染め鉄媒染とアルミ媒染ほか、の組み合わせ。






2026-05-12

【染め織り損】色日記 :: クマ笹染め

 



クマザサ抽象画

色が抜けて行く様子が美しいです。





今回はこのクマザサで染めてみました。




沿道の物を少し頂いて染めてみたものと、
漢方薬用の笹の葉で染めてみたものです。
銅媒染で明るい黄緑色になりました。
(DMCの刺繍糸は明度の比較に置いてみたものです。)

クマザサはクロロフィルが豊富で、
それが銅と反応することで緑色に発色するそうです。

ちなみにクマザサ茶は血液をサラサラにしてくれる効果があるとか。

私にとっては、
子供の頃、越後の国へよくスキーに行きましたので、
「笹団子」が思い起こされます。
作業中は懐かしい香りに包まれます。