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2026-08-07

【ミクストメディア】題名を提出

 





父が生きてたら、
『カビの生えた魚』って言われそうな気がしてきました。。
って言うから人からも言われるんだけど、
先に言っておくっていうジレンマ。


題名を『薄氷の魚』と付けました。

海が太古の歴史を記憶しているということ。
リュウグウノツカイはただ水に同化することに生きる道を見出した者。
人間の記憶を忘却の彼方に持ち去ってくれる存在。

などのイメージがあって、
暗闇でキラッと光る茫洋な化け物みたいな名前で考えていたんだけど、

ずっと『薄氷のように生きて』っていうフレーズが頭の中にあったので、
ちょうど良いかもとそれにしました。

薄氷の下で泳いでいるのか、薄氷のようにたゆたう存在なのか、
果たしてその実態は…。
















2026-07-27

【ミクストメディア】シルクペーパーもどきを作る

 




シルクトップをダイヤモンドファースト染料で染めました。






薄く引き出して並べて、霧吹きでうっすら水をかけて、
オーブンペーパーで挟んで、アイロンをかけます。






絹のセリシンが溶けて不織布のようになります。
でも繭から繊維になる時点で本格的なセリシンは除去されていますので、
残っている微量のセリシンによって一時的にくっついたようになっているだけです。

アクリルエマルジョンなどで固めれば紙のように使う事が出来ると思いますが、
そうするとちぎってぼかし表現ができないのと、
ほぐせば糸に紡ぐことも出来るので、
熱と水分だけにしています。






ちぎり絵みたいに色を重ねて糸でとめていきます。






アイロンをかける事で奥ゆかしいツヤが出ます。

























2026-07-26

【正直レビュー】クリップ式刺繍枠

 

(キャンバス用木枠とクリップ式刺繍枠)



去年、
大きい作品用にプラスチックパイプ製の「クリップ式刺繍枠」を購入してみました。
ですが、結論から言うと私には少し使いにくかったです。

外しにくさと滑りやすさ

クリップを外すのにかなりコツが要ります。
取っ手用にテープを挟んでも滑って動いてしまい、
枠を足で押さえながら外すほどでした。

繊細な布には不向き

 オーガンジーを挟んだところ、
クリップの痕(傷)が残ってしまいました。

一度セットして、長期的に制作する作品なら良いのかもしれません。





(万能目玉クリップ)

ということで、
結局いつもの「キャンバス用の木枠(F10)」に、
目玉クリップで固定するスタイルに落ち着いています。
同じ高さのテーブルの間に渡して使っています。













2026-07-25

【ミクストメディア】シミデル暑中見舞い

 




リュウグウノツカイの図を、
装飾作業に取りかかろうと裏返してみたら、
ミシンの縫い目に沿って絵の具が染み出ていました。

今回は裏布のシーチングをグレーにしてみたのですが、
その色の効果も相まって、
霧の中に浮かぶ何かの信号のようにも見えてきます。
(見えないか?)


***


今年は畑作業が無いので、
空調服の出番もなく、
ぬくぬくと堕落した創作活動を送っています。
一緒に堕落しましょう。

良い夏を!










2026-07-22

【編物】身頃が完成

 




右身頃も編みあがりました。
羽織ってみたら良い感じです。

袖は、脇下に四角いマチを付けたストレートスリーブにする予定。

ポケットはパッチポケットで付けることにしました。
ポケットって、あってもあんまり使わないけど、
あると便利ですよね。




2026-07-21

【ミクストメディア】無風で箔貼り

 




胴体部分の箔貼り作業をやっています。

部屋を閉め切っての作業なので、暑い。。😡💦

箔は、だんだん綺麗に貼れるようになってきました。






2026-07-19

【編物】三角

 




安心カーディガンの制作は、右前身頃を編んでいます。
左前身頃のドミノ編み三角模様を違う組み合わせにして、
肩口に配してみました。

山型は、伝統的な海のセーターでは『矢』を表すそうですが、
都会の海暮らしの身としては、『海の向こうに見える山』です。

使う色が決まったので、
今は、紅茶やビワの葉で追加の染めをしたり、紡いだりしています。





2026-07-09

【ミクストメディア】リサイクルプラ絵の具

 





ナフサショックの折から、
ペベオのリサイクルプラスチック製絵の具を買ってみました。

「固練り」とのことで、布に使うにはどうなんだろう?








とりあえず紙に筆で塗ってみました。

絵の具はやわらかいけど、ゲル状というか、顔料は伸びないという印象。
リキテックス絵の具の方が、やっぱり塗りやすい。

使用しているリサイクルプラスチックが、
分子レベルまで還元されたプラスチックではないからなのでは?
だけど、分子レベルまで分解すると逆にCO2が削減できないよ、
というのがGemini談。








固まってしまった絵の具や、チューブなんかも、
リサイクルする事が出来るようになるといいな。

そういえば、
昔は油絵の絵の具のチューブは鉛で出来ていたから、
使い終わったチューブを溶かして鉛の塊にしてどうたらこうたらって、
父が言ってた。








リサイクル問題はさておき、

髪の毛切ってすっきりしたいな。
























2026-07-07

【編物】アイコードはほどほどに

 




左前身頃まで進みました。

スワッチどうしをすべてアイコードでつないでいたのですが、
なんだか情報量が多すぎるような気がしてきたので、
色の調和が必要そうなところと、
伸び止めが必要そうな部分だけに使う事にしました。






2026-07-04

【編物】本日のスワッチ :: 雨のバグヤーン

 




去年の梅雨時に試作した物を一年たって本番を紡ぎました。
雨粒のイメージでログウッド染めのワタを所々に巻き付けた糸です。

通常コットンは巻き付けてもほどけてしまいますが、
繊維が長く絡み合いやすい超長綿だからこそ成せるワザです。

まだ編んで着たことは無いけれど、
摩擦でケバ立ちはするものの、抜けて落ちる事は今のところ無いようです。






ネップが裏に回りやすいので、
成形時に前に引っ張り出しています。





2026-07-03

【編物】本日のスワッチ :: 波のマニマニ

 




先日の紅茶染めアイボリーとクルミ染めの糸で、
ドミノ編みをしました。

クルミ染め7目、アイボリー8目の作り目で、
中央の減らし目は、クルミ染め1目、アイボリー2目をアイボリーで編んでいます。

表を見て減らし目をした方が綺麗なので、
段数を合わせるのが難問でした。


普遍的な三角形の模様ですが、波の波頭のイメージです。






2026-07-01

【染め織り損】色日記 :: 染める事は悪なのか

 





いろいろ染めてみた結果、
アイボリーはダージリンで染めることにしました。
茶葉を煮出してしまっていて、暗さが出てたのですが、
通常の飲む紅茶を淹れる方法で、簡単綺麗に染める事が出来ました。

比較のために、
右端に「金の羊」のUSAスーピマを漂白したものを並べました。
比べるとアイボリーです。(かな?)

染めずに生成を生かせば良いのではと思っていたのですが、
超長綿の色にばらつきがあるのと、
精錬しないワタには油分や有機物が付着していますので、
シミが出てくる事がよくあります。

そう考えますと、
お湯で茹でたり、漂白したり、染色する事は、
火や水を大量に使用して、もったいない事ではあるけれども、
実は素材を大事に保護剤でくるんで、
長く生きられるようにする事だったりもするわけです。

現在私が使っている超長綿のルーツは元々カラーコットンで、
染色しやすいように白いコットンに品種改良されてしまったそうなのですが、
その気持ちもいまなら理解できます。

『育てて、使って、分かった事』でした。













2026-06-29

【ミクストメディア】胴体ピン打ち

 




リュウグウノツカイの図は、
2枚目の胴体の部分を作っています。

ひだを寄せて重なった部分の形が魚影に見えてきました。






私は頭の中のイメージを形にする時、ムズムズしてしまい、
それが嫌で、分かりやすい編み物につい手が出てしまうのですが、

どうやらそのムズムズは、右脳の巨大なイメージを、
左脳で流通できるエネルギーに変換しようとしてショートしている状態で、
体質的な反応のようです。

なので、やってもいないのに出来ないかもしれない、と
ネガティブになってしまうことも多く、

3枚作らずに、完璧な一枚を出したほうが良いのではと、迷いましたが、
会場で悔しい思いをするのは嫌なので、
今回は、最初の計画を完遂することが私のコンセプトです。









2026-06-25

【編物】後ろ身頃をつなぐ

 




後ろ身頃が埋まりそうなので、アイコードでつないでいます。
ツレてしまうので何度も編み直して調整しています。

カウチンや半纏のようなカーディガンにする予定です。
まだ全然足りないけれど、あててみたら意外と良い感じ。

何よりも手触りが良いので、
安心毛布みたいなカーディガンになったらと思ってます。











2026-06-24

【編物】本日のスワッチ :: 脳内バイアスによる紫ウーチン

 




ウニの殻をイメージして、
極々薄い紫色をログウッドで染めていたのですが、
グレー(コピックで言うとクールグレー系)にしかならないので、

液体染料をチップに変えてみたり、
先日絹糸を染めた際のアリザリン残り液を重ね染めしてみたり、
試行錯誤をしていました。

結果的に奥深い色になったというか、
光の加減で赤っぽく見えたりグレーっぽく見えたり、
隣に来る色でも見え方が変わる、
謎の色が誕生。
前はちゃんと明るい紫色に染まったのになあ・・・。






もう私の色覚では見分けられませんので、
紫色なんだという事で。


***


毎朝起きて鏡を見るたびに、
「この人誰なんだろう?」って思うのですが、
しばらくたつと、いつもの私になってきます。

写真に写る自分の顔を見ても同じように感じるので、
たまに起きるこうした「バグ」は、
本当の世界を垣間見ている瞬間なのかな、と思ったりもします。

そっちの世界が見たくてじーっと見つめていると、
戻ってこられなくなったりするので、
注意が必要です。










2026-06-22

【編物】本日のスワッチ :: トンボ模様

 




画像検索でこの模様を見かけた事があったのですが、
もう一度見たいと思って検索しても出てこなくなってしまったので、
自己流で編んでみたものです。

浮き目を増やしてバタフライ模様とも呼ばれているようです。

糸は、パクチョとうちの海島綿西洋茜染め。
5号針です。






裏面。






編んだ後、数えやすいように奇数段になってます。

















2026-06-18

【ミクストメディア】ヒレの染め

 




リュウグウノツカイの図は胴体の部分を作り始めつつ、
一方で、ヒレに使う絹糸を染めたよ。

以前お友達に頂いた絹の刺繍糸で遊んでいたら、
リネンの生地にくっつく事が分かったんだ。
(くっつくと言ってもお互いの繊維どうしが引っかかるっていう意味。)

それで、一度手持ちの絹糸を染めたんだけど、
どうも撚りが強いらしくて、ぜんぜん引っかからない。

だからよく調べてみたら、
21中(なか)12甘双(あまもろ)という番手の絹糸だってことがわかったんだ。






お蚕さん1匹で3なかだから、7匹で21なか、
それを12本引き揃えたのを2本ゆるめに撚ったってことだね。

色はアリザリンのアルミ媒染。










2026-06-16

【ミクストメディア】アバンダンス(集合体注意)

abundance



『富の循環』の図。

箔押しの練習に描いてみました。
箔がフワフワと舞わないように息を止めて集中せねばならず、
かなりのマインドフルネス作業。
気付いたらもう夕方。






メタリック絵の具と何が違うのかなと思っていましたが、
面で金属が乗っている分、輝きが全然違います。






2026-06-14

【ミクストメディア】意外とかわいい

 




マスキングを外してみたよ。

襖の模様みたいになったかも…と心配したけど、
大丈夫だったみたい。

リュウグウノツカイは、
おでこがもっと前に出ていて角ばっているんだけど、
今回はあえて丸みを出してみたんだ。

おでこのライン一つで人の顔にも見えるし、
それによって、
どこか猟奇的な印象を出せたらなって思うんだよね。