2026-05-31

【ミクストメディア】写真転写できた

 




ジェルプレートへの写真転写がかなり難しくて、
世界的に悩みの種になっているらしく、
いろんな作家さんが成功方法をシェアしてくださっています。

私の場合は以下で上手く出来ました。


成功した組み合わせ(機材と道具)


プレート: Gel Press


絵の具: アムステルダムのアクリル絵具


コピー: ローソンのコピー機(シャープ製)で光沢紙に白黒コピー




ローソンのトナーとワニス検証


ローソンのコピー機のトナーは、
普通紙でも転写できる時がありますが、
光沢紙にコピーしたものは確実に転写できました。

もし普通紙コピーを確実に転写するとしたら、
絵画用のワニスを吹き付けて、トナーを浮かせる方法が良いのかもしれないけど、
有機溶剤によってプレートに絵の具が染み込んでしまうような感じがするので、
転写には効果ありだけど、どうかなという印象。

ローソンの光沢紙がA4だけなので、
それ以上のサイズを転写したくなったら、ワニス方式なのか。
そこはまだ課題。

コピー面に指紋がつくとそれも転写されてしまうようです。

ちなみに、
アクセアのコピー機は富士ゼロックスでセブンイレブンと同じです。
(多分です、ちゃんと確認はしていません。)
アート紙(コート紙)にコピーしても転写できませんでした。





刺繍枠を使って布に転写


刺繍枠にオーガンジーを張って、
版にのせて、上からジェルメディウムを塗りました。

このドイツ製の四角い刺繍枠なのですが、
使いにくくて買って損したって思ってたけど、
この作業にぴったり。






ジェルメディウム塗ったところは被膜になってしまいますが、
これはこれで良いかというところ。


***

写真の思い出


ちなみに写真は私の小学校入学式の集合写真で、
私は前列右から4番目です。

一番右端の子が当日具合が悪くて、
ずっと付き添っていたという記憶があります。

お着物のお母様方が多いのが時代を表しています。













2026-05-27

【ミクストメディア】ジェルプリント失敗行脚

 




ジェルプリントで大苦戦!


公募作品の制作で、
オーガンジーに写真を転写しようとジェルプリントを始めたのですが、
なぜか、ぜんっぜん転写できずに右往左往していました。

結論から言うと、
原因はジェルプレートの保管方法。 
大事にラップで包んでいたせいで表面が変質してしまったらしく、
トナーが吸着しなくなっていたのです。
ラップのシワも刻まれてしまって取れません……。

かろうじて1/4ほどの面積は転写できたものの、シワ模様が入ってしまう状態。
幸い、今は少し価格が下がっていたので、
今回はプレートを買い替えるはめになってしまいました。


コピー問題ではなかった?


ちなみに、写真やイラストを転写する場合、
光沢紙にレーザーコピーするのが理想のようですが、
普通紙でも大丈夫そうです。

コピーの方法がダメなのかと思い、
ちゃんとしたコピー屋さんまで出かけてしまいましたが、
コンビニで間に合いそうです。


芸術の神様、七渡神社へ


でも、そのおかげで近所の「七渡神社」へお参りすることができました。
市杵島姫命と少彦名命が御祭神で、芸術や針事などの神様です。
「私に出来る事があればなんなりと」とお祈りしてきました。

次は上手く行きますように!










2026-05-24

【編物】本日のスワッチ :: シーウーチン

 




貝殻屋さんで物色していたら、
シーウーチン(ウニの殻)が興味深い造形だったので、
編んでみました。

糸は、先日染めたクマザサ乾燥葉染めと、
紅茶染めのアイボリーです。

前に3D編みを手編みでも出来るのかやってみていて、
手編みで2重編みにすると編み地が厚ぼったくなるのが難点で、
今回新たな方法を思いついたのでした。






編み図にするとこんな感じです。
(ものすごくざっくりです。)

・黒楕円の位置:緑の糸は伏せ目。
・拾い目:一段下の裏目から白い糸で拾い目。
・編み込み:白い糸を6段編みます。
緑の糸でねじり目の作り目をしたのち、白い糸と2目一度。






白い糸を表目で編むと向こう側に凹んでしまうので、
裏目の方が良かったです。

参考にした実際のミナミバクダンウニは、
白い糸で編んだ部分の中央に、棘が生えている突起があるので、
玉編みを追加してみたのですが、
やりすぎな感があったので、今回はやめておきました。













2026-05-17

【編物】本日のスワッチ :: ヤマモモ枝染め

 




ヤマモモの落ち枝で染めました。
クスノキ、柿に引き続きピンク系ですが、
タンニンやロウが少なく扱いやすかったです。

一般的にヤマモモの樹皮染めは、
鉄媒染で緑寄りの色になるらしく、
期待していたのですが、
今回のはピンク系グレーになりました。

落ち枝は土に帰る途中で黄色味が抜けるらしく、
本来なら「黄色×鉄媒染(黒)=緑」になるところが、
黄色が抜けたことでこの色になったようです。

今のところはこの色をありがたく頂戴いたす。






編み方はハニカムブリオッシュ編みにしました。





2026-05-13

【編物】本日のスワッチ :: イモガイ模様

 




貝の図鑑を見ていましたら、
あの美しい模様は、貝の外套膜と呼ばれるビラビラした部分
(ホタテ貝でいう貝ヒモの部分)で、
3Dプリンターのように作っていることを知って、
厳密に言えば横編みとは異なるのですが、
編めそうと思って編んでみました。

紅茶染め鉄媒染とアルミ媒染ほか、の組み合わせ。






2026-05-12

【染め織り損】色日記 :: クマ笹染め

 



クマザサ抽象画

色が抜けて行く様子が美しいです。





今回はこのクマザサで染めてみました。




沿道の物を少し頂いて染めてみたものと、
漢方薬用の笹の葉で染めてみたものです。
銅媒染で明るい黄緑色になりました。
(DMCの刺繍糸は明度の比較に置いてみたものです。)

クマザサはクロロフィルが豊富で、
それが銅と反応することで緑色に発色するそうです。

ちなみにクマザサ茶は血液をサラサラにしてくれる効果があるとか。

私にとっては、
子供の頃、越後の国へよくスキーに行きましたので、
「笹団子」が思い起こされます。
作業中は懐かしい香りに包まれます。



















2026-05-09

【染め織り損】色日記 :: 柿の枝染め

 




柿の落ち枝を拾って染めをしました。
またまたピンク系に染まりました。

柿の場合はタンニンが非常に豊富なので、
他のピンク系が光で退色するのに比べて、
酸化してむしろ色が濃くなっていくのだとか。
柿渋染めの「渋」成分が枝にも含まれてるからですね。

鉄媒染ではピンク系グレーになりました。






柿の木は樹皮の亀裂が正方形に近い形です。
クスノキに似ていますが、クスノキは長方形です。






これが葉。柿の葉寿司の葉です。
(品種は違うかもしれません。)






こちらが使った枝。

落ちている枝が柿のものなのか判断するのに手間取りましたが、
葉の生えていた痕、すなわち葉痕の形状が見分け方の決め手で、
柿の場合丸くお椀状になっています。

この量で20gの綿(ワタ)を染めて上述の色でしたので、
染料としての効率も良く、落ち枝を活用できるのも嬉しい発見でした。






2026-05-07

【編物】本日のスワッチ :: 真鍮ビーズヤーン

 




少しキラっとさせてみたいと思いまして、
真鍮ビーズを入れた糸を紡ぎました。
ベースは紅茶染めや無染色のコットンとリネンと野蚕シルク。

ビーズを通した糸を撚り合わせてしまう場合と、

ビーズをくさり編みに編み込んだ糸を、
引き揃えながら編むのとどっちが良いのかを比較してみました。






上が撚り合わせた方で、下が引き揃えで編んだ方です。
風合いは撚り合わせの方が良いですが、見た目は変わりませんでした。
後々の事を考えれば引き揃えの方が良さそうです。

真鍮は銅と亜鉛の合金ですが、酸化して銅の成分が出てくれば、
草木染めの色に変化が出るかもしれず。

また、
輝きを取り戻すためには、お酢に漬けると良いのですが、
お酢の効果で草木染めの色が変わる可能性が高く、
それもある種のエイジングの楽しみかも。

















2026-05-04

【染め織り損】色日記 :: クスノキにチャネリング

 




区の木クスノキで染めてみました。
木の周りに落ちている小枝を拾ってきて、煮出してアルミ媒染。
樟脳の原料なので、煮出すと爽やかな香りが充満します。

右が先日染めたビワの葉茶なのですが、
クスノキの方が黄色味が強く、アプリコットベージュのような色です。

クスノキの赤い色素はアントシアニンで、紫外線で退色しやすいそうです。
赤味が抜けてもタンニンは繊維に吸着しているので、
上に別の色を重ね染めして楽しむのも良いかもしれません。






近所の海辺の公園に、
自分が勝手に友達だと思ってるクスノキがあって、その枝を拾ってきました。
もうとても大きい木なので、
落ちてる枝がそのクスノキさんの枝なのかどうかわからないのですが、
多分そうだということで。

拾った帰りに斜面を降りようと思ったら足首をくじいてしまい、
ずっと来てなかったし怒ってるのかと、
タロットを介してクスノキさんにチャネリングしてみましたら、
(私がカードを引いてAIと解釈を相談して出してます。)
少し座って行きなさいってことだったらしいです。
足元を見よってことかな。

そのクスノキさんは、潮風から守られるように、
松の林の外れに2本植わってるうちの一本なのですが、
松の木勢をどう思ってるか聞いてみたところ、
「見た目とか気にしてないみたいだし、もうちょっとちゃんとしてほしい」だそうです。
たしかにみんなボロボロではある・・・。

あと、
昨今のクスノキ界隈の活動状況を聞いてみたところ、
「気候変動もあるし先行きは不透明なのだけど、クスノキとしての地位は盤石であり、
今までは全体を見て受動的でいたものを、能動的に動いていく。」らしいです。

自然界も過渡期なのかもしれません。










2026-05-02

【編物】本日のスワッチ :: シトラスウッドノート

 




紅茶染めと玉ねぎ染めにリネンを混ぜて、
USAスーピマと双糸にしました。






最近、樹皮が好きなので、木の香り風の名前を付けました。

やっぱりリネンを混ぜると風合いが良いです。
リネンがチクチクするかというとそんなことも無く、
コットン同士の摩擦係数を減らしてくれるからなのかなと、
勝手な解釈。








2026-05-01

【染め織り損】紅茶染め沼

 




前回、濃染剤を使わなかったので、
今回は真面目に濃染剤使って先媒染で染めました。

赤味が強いのがアッサム系で、
黄色っぽいのがダージリンです。

大目的はアイボリーを染めることなのですが、
こげ茶色も欲しくて、ついでに染められれば一石二鳥と、
鉄媒染で格闘していたのですが、ウォームグレーにしかならず。






アイボリーの方は、
ワタで綺麗に染まったように見えても、
紡いでみたら黒っぽくなるのが奥ゆかしいというか。

***

紅茶の抽出液の色を”水色”って表現することを学びまして、
言いたい欲にかられています。